今日は2泊3日の箱根旅行の最終日です。
小田原の「日の出旅館」を出たら、熱海のMOA美術館に寄って帰ります。
今日も天気悪いです。雨です。この3日間ずっとこんな感じです。
が、
そんなの関係ねー。
磨りガラスからの拡散光が綺麗なのです。
曇天なんてものはこの「日の出旅館」をより一層美しくする要素でしかありません。
明るい時間なので、昨晩のように「そろり!そろり!」とカメラを構える必要はありません。
堂々たる構えでシャッターを切ります。切りまくります。
朝の歯磨きの段階から変態のテンションはMAXです。
ゲストが団欒するスペースも昭和レトロの良い味が出ております。
コーヒー飲み放題です。こちらもお味が宜しいようで。
しかしこの雰囲気!
この旅館、照明一つ一つも良い味です!
さらに色んなところに散りばめられた日本的なアイテム!注連縄とかあるし!味が良い!
味って何よ、、、って疑問は置いておいて、、、。
飴色の床、漆喰の壁、障子、格子戸、衝立、さりげなく置かれた緑、壺、読めない漢字!
味が良い!!
おチビの赤パンツだけが異彩を放っております!!!
いかなる曇天もこのおチビの赤パンツを色褪せたものにすることはできません。
おチビ渾身の赤パンツなのです。
さて、心いくまで写真を撮ったら、次はご飯ですね。
「日の出旅館」は基本、素泊まりなのです。
せっかく海沿いの小田原エリアに来ましたので、
市場で魚介をいただく事にしましょう!
、という事でやって参りました!
小田原魚市場!
写真は、市場周辺のお土産屋さんです。
おチビのパンツ並みに美しい赤色の看板です。
おっさんのポージングは90%くらいがダブルピースです。
この日もお得意のダブルピースを繰り出しております。
誰か他のいい感じのポージングを教えてください。お願いします。
食べログで高評価のお店「魚市場食堂」です。
その名の通り魚市場の中、2Fにお店があります。
開店と同時にこの人だかりです。
結構待つかと思いきや、回転が早くてすぐに自分の番になりました。
数量限定の新鮮な魚介のメニューは格別の美味しさでしたが、
標準メニューの魚のフライ定食が衝撃的な美味しさでした。
この地域のアジフライは私の知ってるアジフライと全く異なる味と食感でした。
食べる前は「アジフライちょっと高いなー」とか思ってましたが、私が間違いでした。
美味しい!美味しすぎる!
煮物も美味しいし、何食べても美味しい。味が、、、味が~!!!!
また来たいですねー。
お腹いっぱいになったところで、本日の目的地、「MOA美術館」に向かいます。
MOA美術館は、少し前にリニューアルされてとても綺麗になっているのです。
この美術館、入り口が2つあります。
一つが3階入り口。
もう一つが、1Fエスカレーター入り口です。
車での来館の場合は、3F入り口周辺の駐車場を利用する事になりますので、3階入り口より美術館に入館します。
入り口入ってすぐのメインロビーからは、熱海の景色が一望できます。
美術館にたどり着くまでかなりの坂道を車で走りました。
高い位置からの気持ちの良い景色がロビー全体から堪能できます。
MOA美術館には、金の茶室が展示されていました。
金色の茶室の中にも、おチビのパンツを彷彿とさせる鮮やかな赤があしらわれています。
金とおチビの赤パンツのコラボといっても過言ではありません。
金色の力強さと釣り合いを取る為でしょうか。
障子の紙と畳の部分に赤色が用いられています。赤パンツです。
ここは白パンツではいけません、紫パンツでもダメなのです。
金と張り合う為には、ここは赤パンツでなければならないのです。
赤パンツがこの金の茶室を成立させている大きなエッセンスとなっている、
つまり、言い換えるならば、金の茶室は赤パンツなのです。
はい、次行きましょー。
美術館のメインの展示室に向かいます。
入り口です。
床の仕上げ材がカッコ良かったのです。
瓦かなー???石かなー???タイルかなー???良くわかんない。
館内撮影OKということで、ここも太っ腹な美術館なのです。
おヨメと私はほとんど別行動で展示室を回ります。
おヨメは、おヨメで、おヨメのペースで鑑賞します。
おヨメも写真を撮ったりします。
おヨメが展示室をまわっている間、私はというと、、、
、、、やっております。
作品展示そっちのけで壁を鑑賞しております。
(この壁、、カッコ良い。。漆喰かな?灰色だな?よく分かんないけど、灰色で、角のところが曲面になってるし、竃みたいですごくカッコ良い。足元の巾木もこれ何だろうなー。分かんないけど、カッコ良いなー。入り口の床材も似たような色艶でカッコ良かったなー。でも何だろうなーコレ。よく分かんないなー。カッコ良いなー。)
とか考えてます。
要するに、「よく分からないなー」って思っているのです。
ただのアホなのです。
アホが熱海に現れているのです。
あと、足が短いのです。
こちらは、2つ目の入り口、1Fエスカレーター入り口です。
「MOA美術館」はこちらからアプローチするととても綺麗な体験ができます。
受付カウンターです。
いきなり綺麗にライトアップされたエスカレーターが出現します。
登って行きます。
天井の仕上げも美しい織り上げになっており、SFチックな印象です。
この織り上げ天井はライトアップの有無に関係なく綺麗ですが、ライトアップされることで明暗のリズムが強調されてとても綺麗です。
見通した時の色と見返した時の色の違いが体験をより楽しいものにします。
中間の踊り場となる広間です。
この長いエスカレーターを4本登って美術館本体へとアプローチするのです。
2本目のエスカレーターを上ります。
写真だと分かりにくい、というか分からないのですが、時事刻々と照明の色が変化しております。白っぽい緑から濃い緑へと変化を繰り返しているのです。
3本目のエスカレーターです。
このエスカレーターはライトアップされておらず、暗いトンネル空間です。
トンネルの先には、時間の経過とともに色の変化する光の点が見えています。
近付いてきました。
色とりどりに変化する光の点の正体が大きくなってきました。
視線の先には円形広場のドーム天井が見えてきております。
綺麗です。
植物をモチーフにした模様が虹色に輝いています。
投影面になっている織り上げのドーム天井もとても綺麗です。
息を飲む美しさに時が経つのも忘れて、ただ見つめ続けてしまいます。
おチビもずっとこの虹色の天井を見上げていました。
綺麗やねー。
3日間の旅行、大人しくしてくれて有難うね。
疲れたねー。
お家帰ってゴロゴロしようねー。
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